時代は降って容貌の美醜による行動の違いを分析するというのは、現代ではタブーである。美人群とブス群とで同じ実験をやって結果を比べるなんてわけにはいかない。ところが、戦前であれば結構ありだったらしく、著者は興味深い研究記録を過去から発掘してくる。
たとえばある研究では女性の囚人260人を美しさで5段階に分類した。姦通罪をおかした女性を調べると平均以下の不美人に集中していたという。不倫をするのは不美人が多いのはなぜか。それは美人妻は浮気をしても夫から訴えられない傾向があるからだなどという凄い結論が出ていたりする。